露文
ろぶん
名詞
標準
Russian text
文例 · 用例
少し下りた処の洗濯屋の看板を見ると何某プラチェシナヤと露文字で書いてある。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
領事館御用の洗濯屋さんだからかと思ったが、電車通りを歩いていると、露文字の看板は外にも二つ見付かった。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
昔長崎を見物した時に見た露文の看板の記憶が甦って来るのを感じた。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
自分も偶然に津田君の画とこの露文豪のある作品との間に共軛点を認めさせられている。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
佛國などには同主義の週刊新聞が七八種もあり、英國の如き君主國、日本の同盟國でも、英文や露文や猶太語のが發行されてゐます。
— ‘V NAROD’ SERIES’ 『A LETTER FROM PRISON』 青空文庫
二葉亭の直話に由ると、いよいよ行詰って筆が動かなくなると露文で書いてから飜訳したそうだ。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
二葉亭の露文は学生時代からグレエ教師が感嘆したという位で、後にダンチェンコが来朝して能見物に案内した時、ダン君に示すための当日の能の筋書を前夜の中に露訳したというほどの腕達者だから、露文で書いて邦訳したというのも強ち英雄人を欺くの放言だとは思われない。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
」「反訳叢書は本月うちに発兌せんといひしを如何にせしやらん、今においてその事なし、この雑誌には余も頼まれて露文を反訳せしにより、その飜訳料をもて本月の費用にあてんと思ひをりしに今は空だのめとなりしか、人事|齟齬多し、覚えず一歎を発す。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
作例 · 標準
その古文書は、日本語の注釈付きの露文で書かれており、解読には専門知識が必要だ。
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彼は貿易の仕事でロシアに赴任するため、現在、露文の手紙の書き方を学んでいる。
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契約書の原本は露文で作成されているため、まずは正確に翻訳する必要がある。
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標準
Russian literature
作例 · 標準
大学で露文を専攻し、ドストエフスキーやトルストイの作品を原書で読んだ。
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彼はチェーホフの戯曲に魅せられ、露文の世界に深くのめり込んでいった。
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二葉亭四迷は、優れた露文の翻訳家としても日本近代文学に大きな足跡を残した。
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