男たち
おとこたち
名詞
標準
men
文例 · 用例
そして気味わるく物凄い顔をした、雲助のような男たちに脅やかされたり、黒塚の一軒家のような家に泊って、白髪の恐ろしい老婆に睨まれたりした。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
その頃、内地に於いて、彼と交際を続けていた者は、私と、それから二、三の学友だけで、いずれも大隅君から、彼の理解者として選ばれたこの世で最も気の弱い男たちであった。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
苦勞を知らぬわがままな處女の、へどが出るやうな氣障つたらしい姿態に對して、ああ青春は純眞だ、なんて言つて垂涎してゐる男たちは、氣をつけるがよい。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
女神は一々、まじめに、その恋を求むる男たちに見向ったらしい。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
世間の男たちからは距てを構えられる女も、家の中の弟妹たちからは母よりも頼みとされ、親しまれた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
散々あぶく銭を男たちから絞って、好き放題なことをした商売女が、年老いて良心への償いのため、誰でもこんなことはしたいのだろう。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
むかしの男たちへの罪滅しのために若いものの世話でもして気を取直すつもりかと思っていたが、そうでもない。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
キャフェでは給仕男たちが眺めのいい窓の卓子へ集まってゆっくり晩飯を食べていた。
— 岡本かの子 『売春婦リゼット』 青空文庫
作例 · 標準
例句