斑馬
はんば異読 ぶちうま
名詞
標準
speckled horse
文例 · 用例
「その服屋の頂をうがちて、天の斑馬を逆剥ぎに剥ぎて堕し入るる時にうんぬん」というのでも、火口から噴出された石塊が屋をうがって人を殺したということを暗示する。
— 寺田寅彦 『神話と地球物理学』 青空文庫
最近ラッドレー附近の一種馬場に於て飼育せられし一|牝馬は、今より三年以前に見世物用の斑馬と交尾して一匹の混血児を生み、飼主をして奇利を博せしめし事あり。
— 夢野久作 『押絵の奇蹟』 青空文庫
この子供等を側に置いて岸本は自分の遍歴して来た港々の奇異な土人の風俗や、熱帯の植物や、鰐、駝鳥、山羊、鹿、斑馬、象、獅子、その他どれ程の種類のあるかも知れないような毒蛇や毒虫の実際に棲息する地方のことを話し聞かせた。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
車隊は、戦車の車軸や車輪に鋭い鎌を結びつけて、足の細い斑馬に索かせて突撃して来るのである。
— 直木三十五 『大衆文芸作法』 青空文庫
すさのをの命が、斑馬の皮を斎服殿に投げ込まれた時に、気絶したのは、わかひるめの神であつた(日本紀一書)。
— 折口信夫 『古代人の思考の基礎』 青空文庫
斑馬の大部隊は鬣を揮って沼の方角へ駈けて行く。
— 国枝史郎 『沙漠の古都』 青空文庫
さらに想像すれば、出雲系の神と云われる須佐之男命が、韓国の牛頭山に降臨したという伝説も、同|命が大倭の地に棲んだと察すべき斑馬を逆剥にしたという神話も、何となくこの想像を有力ならしむるもののように解せられる。
— 中山太郎 『穀神としての牛に関する民俗』 青空文庫
毛むくじゃらの小さな斑馬も、やはり体じゅう真っ白になって、こほんこほん咳をしていた。
— ЗАПИСКИ ИЗ ПОДПОЛЬЯ 『地下生活者の手記』 青空文庫
作例 · 標準
昔の絵巻物には、美しい斑馬の姿が描かれている。
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サーカスで見た斑馬は、とても珍しかった。
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彼は斑馬を飼うことを夢見ていた。
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