化骨
かこつ
名詞
標準
ossification
文例 · 用例
汨羅の屈原ならざれば、恨みは何とかこつべき、大川の水清からぬ名を負ひて、永代よりの汽船に乘込みの歸國姿、まさしう見たりと言ふ物ありし。
— 樋口一葉 『われから』 青空文庫
それから眞野は、どこから見つけて來たものか、二枚折のひくい屏風でもつてそのつつましい寢所をかこつたのである。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
某は心中|深く立腹して、他の事にかこつけて雲飛を中傷し遂に捕へて獄に投じたそして人を以て竊に雲飛の妻に、實は石が慾いばかりといふ内意を傳へさした。
— 國木田獨歩 『石清虚』 青空文庫
二郎はげに泣かざるなり、貴嬢が上を語りいで、こし方の事に及べど、かれはただ夢みるごときまなざしにて杯の底をながめ、哀れなる少女よとかこつのみ。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
されどかれも年若き男なり、時にはわが語る言葉の端々に喚びさまされて旧歓の哀情に堪えやらず、貴嬢がこの姿をかき消すこともあれど、要するに哀れの少女よとかこつ言葉は地震の夜の二郎にはあらず、燃ゆる恋はいつしか静かなる憐みと変われり。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
「明日はあれがこつちに來るかも知れないのよ」 行夫は枕から頭を上げて空を見やりながら、私の留守の間の不安を稻妻にかこつけてほのめかした。
— 有島武郎 『小さき影』 青空文庫
その文面はこの若い女が全く慧鶴を未来の夫と思い定め、自分を離れて遠く起居している青年僧に向って、しきりに寂しさ恋しさをかこつのであった。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
日常私たちは物事を、大抵常識で片付けたり、あるいはいわゆるかんとかこつとかでやっております。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
The pediatrician monitored the baby's cranial sutures, noting the gradual ossification process that would eventually fuse the skull bones.
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Fracture healing involves a complex series of events, beginning with inflammation and leading to the formation of new bone, or ossification.
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