気は心
きはこころ
表現
標準
it's the thought that counts
文例 · 用例
へへへへへ、鰯を焼きな、気は心よ、な、鰯をよ。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
気は心を率い、心は気を率い、身は気を率い、気は身を率い、外物は気を率い、気は外物を率い、他気は気を率い、気は他気を率いる。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
瓦師そこで泥を円めて吉祥印を作り、持ち行きて商主に訣れると、何故|遅く来たか、荷物は皆|去ってしまった、気は心というから、何か上げたいものと考えた末、かの新たに生まれた駒こそ災難の本なれ、これがよいと気付きこれでも将ち去かんかと問うた。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
お口に合わねえ品かも存じませぬが、性はたしかの生の鯛、気は心でごぜえやすから、よろしくお召し上がり下せえまし――と、このように書き認めてござります」「ほほうそうか。
— 続旗本退屈男 『旗本退屈男 第二話』 青空文庫
駕籠に乗って肩がもまれるかい」「いいえね、もめねえことは万々わかってるんだが、気は心でね。
— 首つり五人男 『右門捕物帖』 青空文庫
なに、気は心じゃからいらぬと申すか。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
気は心といってな、それもこれもみな兄貴のこのおれが、いまだにおめえのことを忘れかねるからのことなんだ。
— 幽霊水 『右門捕物帖』 青空文庫
又臆病で恥づかしいといふ気は心から起らない。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
作例 · 標準
「大したものではないけれど、ほんの気は心だから受け取ってくれないか」と、隣人は自家製の野菜を差し出した。
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お見舞い金としては心許ない額かもしれないが、気は心だと思って役立ててほしい。
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「わあ、嬉しい! ありがとう。気は心っていうし、そのお祝いの気持ちだけで十分だよ」
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「まあ、気は心ですから。遠慮なさらずに、旅のお供に持っていってくださいな」
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