折り畳み
おりたたみ
名詞
標準
文例 · 用例
涼み台の外に折り畳み椅子が三つ同時に並べられて一同が中庭へ集まる。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
窓際のステレオのまえにおかれた、数脚の折り畳みイスには、だれも坐っていない。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
慶一が、舎監の指し示した折り畳みイスに坐ると、「きてもらったのは、きみの部屋のことだ」 と、きびしい顔つきで慶一の目を見て、寮長がいいわたした。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
高志はステレオのそばの折り畳みイスに坐って、ワラがソニーのデッキを操作するのを見ていた。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
「だれにきいたんだよ」「へっへ、地獄耳」 ワラはプレイ・ボタンを押すと、鉛筆をもってテーブルのまえの折り畳みイスに腰掛けた。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
「いよう、いよう、死刑囚のお帰り」 折り畳みイスに坐った高志が、頭のうしろで両手を組んだまま、慶一を見ていう。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
ちゃんといっておいてくれれば、もうちょっと、マシな準備ができたんだけどな」 ヴェランダに出した折り畳みイスに坐り、高志は、手すりの下に走る桟に足を投げだした。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
木の折り畳みテーブルには、オレンジジュースの入ったコップがふたつおかれている。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫