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杲々

杲々
名詞
1
標準
文例 · 用例
喜びは憂ひ極る身に等し二年三年高照る日見ず 心に大きな心配事を持つてゐる人は自分の頭の上に杲々と日が輝いてゐることなどは忘れてゐる。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
彼はふりかえって、東の空に杲々と輝く朝日を見た。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
上から射す初冬の光線は極めて明るかったが、その明るさも、いま考えてみると杲々とかがやき渡る太陽の光の明るさではなかったようだ。
年魚市の巻 大菩薩峠 青空文庫
しかれどもさらに精密にこれを観察せば兵の太陽はその光輝|燦爛たるがごとしといえども夕暉すでに斜めに西山に入らんとする絶望的のものにして、かの富の太陽は紅輪|杲々としてまさに半天に躍り上らんとする希望的のものなるを見るべし。
徳富蘇峰 将来の日本 青空文庫