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玉室

ぎょくしつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
当時、女性でも禅に参ずるものが多く、彼女も、大徳寺玉室の室に参じ、後には、芳春院と称されている。
第九分冊 新書太閤記 青空文庫
ところがその翌年、大徳寺において玉室の法嗣正隠を出世せしめたので、幕府は厳重その非違を譴責した。
吉川英治 随筆 宮本武蔵 青空文庫
大徳寺の諸老は極度に狼狽して、如何に申し開くべきかに迷ったが、沢庵はこれを見兼ねて自ら筆を採り、玉室、江月、沢庵の連署を以って、此の度の出世は寺法先規に従ったまでで、決して違法には非ざる所以の返答書を認めて、幕府に呈した。
吉川英治 随筆 宮本武蔵 青空文庫
これが益※当局の忌諱に触れるところとなり、三僧を江戸に下して問責し、遂に沢庵を出羽上ノ山へ、玉室を奥州棚倉へ流刑に処した。
吉川英治 随筆 宮本武蔵 青空文庫