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植福

しょくふく
名詞
1
標準
文例 · 用例
植福の説(幸福三説第三)人皆有福の羨む可きを知つて、更に大に羨む可きもののあるのを知らない。
幸田露伴 努力論 青空文庫
有福、惜福、分福、いづれも皆好い事であるが、其等に優つて卓越してゐる好い事は植福といふ事である。
幸田露伴 努力論 青空文庫
植福とは何であるかといふに、我が力や情や智を以て、人世に吉慶幸福となるべき物質や、清趣や、智識を寄與する事をいふのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
即ち人世の慶福を増進長育するところの行爲を植福といふのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
予は單に植福と云つたが、植福の一の行爲は、自ら二重の意義を有し、二重の結果を生ずる。
幸田露伴 努力論 青空文庫
何を二重の意義、二重の結果といふかと云ふに、植福の一の行爲は、自己の福を植うることであると同時に、社會の福を植うることに當るから之を二重の意義を有するといひ、他日自己をして其の福を收穫せしむると同時に、社會をして同じく之を收穫せしむる事になるから、之を二重の結果を生ずると云ふのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
此等の事は既に説いたところであるが、扨植福といふのは何樣いふことかと云ふと、新に林檎の種子を播きて之を成木せしめんとするのが、植福である。
幸田露伴 努力論 青空文庫
同じ苗木を植付けて成木せしめんとするのが植福である。
幸田露伴 努力論 青空文庫