幻辞.com

盲僧

もうそう
名詞
1
標準
文例 · 用例
寺々の夜叉神も、陰陽師・唱門師から、地神経を弾いた盲僧・田楽法師の徒に到るまで、家内・田園の害物・疾病・悪事を叱り除ける唱へ言を伝へてゐたのも、皆、此まれびと」としての本来の俤を留めてゐたのです。
折口信夫 翁の発生 青空文庫
即、第一唱門師、第二盲僧、そして、第三は前に述べた流人である。
熊本利平氏に寄す 雪の島 青空文庫
琵琶弾き盲僧も此を語るが、正式にはしない。
熊本利平氏に寄す 雪の島 青空文庫
盲僧・瞽女の代りに、唱門師・巫女の夫婦が、夫は舞の地の詞として語り、妻は舞から独立した詞章として、舞の詞なども語つたので、巫女の謡ふ詞の方がもてはやされたのだらう。
熊本利平氏に寄す 雪の島 青空文庫
盲僧は寺の乏しかつた島の村々に、一種の説明を設ける様な形で、此を配置し、本土の檀那寺に似た権利を持たせた。
熊本利平氏に寄す 雪の島 青空文庫
盲僧が百合若伝説を語ると、変が起る、と伝へてゐる。
熊本利平氏に寄す 雪の島 青空文庫
盲僧が琵琶を三味線と持ち替へて、小唄・端唄を謡ふ座頭となつたのは、よく訣る様に思ふ。
熊本利平氏に寄す 雪の島 青空文庫
だから、盲僧がくづれどころか、小唄・端唄などの、世間流行のものまでも、三味線にとり入れて来た径路は明らかである。
熊本利平氏に寄す 雪の島 青空文庫