熱殺
ねっさつ
名詞
標準
文例 · 用例
朝の噴射とともに熱殺界となる、此処ではどうにもならないのだった。
— 地軸二万哩 『人外魔境』 青空文庫
「山椒魚の料理としては、先ず籠の中に入れ、外より熱湯をそそぎかけて熱殺し、皮を剥ぎ、肉を割く方法を取るのほかなし」 などと、もっともらしいことを言う者があるが、そんな馬鹿げたわけのものではない。
— 北大路魯山人 『山椒魚』 青空文庫
兀山の眺は何時にしてもありがたいものではないが、炎天下の兀山に至っては、慥に人を熱殺するに足るものがある。
— 柴田宵曲 『古句を観る』 青空文庫