黒尾
こくび
名詞
標準
文例 · 用例
夜の頭巾は 鶏の黒尾、月のあかりは………、 しっ、歩け、しっ。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
文章は神韻※渺たるものであるが、当方に入り用な処だけをとると、上社・中社とも、命婦社があり、上の命婦は尾薄明神、中のは黒尾と言うて、二つながら、石をば神体とした。
— 折口信夫 『狐の田舎わたらひ』 青空文庫
狐とし言へば、直に、尾を聯想した時代に生れたのが、此尾薄・黒尾の命婦たちなのであらう。
— 折口信夫 『狐の田舎わたらひ』 青空文庫
五岳とは南の黒尾谷岳から順に北へ南月山、茶臼岳、朝日岳及び北肩は下野、磐城、岩代の三国界に跨る三本槍岳を指したもので、主峰は千九百十七米の茶臼岳である。
— 木暮理太郎 『那須、尾瀬、赤城、志賀高原』 青空文庫