遺烈
いれつ
名詞
標準
achievements of one's ancestors
文例 · 用例
其の記念碑の表面は、伯爵田中光顕先生の筆で、「一木権兵衛君|遺烈碑」とし、裏面には土佐の碩学寺石正路先生の選文がある。
— 田中貢太郎 『海神に祈る』 青空文庫
楠氏の甲冑はふるく家に伝わるものだったが、左近頼該はかねて正成公の遺烈を敬慕するあまり懇願してこれを貰いうけ、名ある工人に修飾させたうえ、座右にそなえてあるものだった。
— 山本周五郎 『新潮記』 青空文庫
陳は女の往った後でまだ凶とも吉とも定まらない自分の運命を考えて苦しんだが、それよりも苦しいのは、いれつくような空腹のくるしさであった。
— 田中貢太郎 『西湖主』 青空文庫
恋があり夫婦があり親子があった海神の国が、地上的な不完全さを漸次払い落とし、煩悩なき浄光の土の観念を漸次取りいれつつ、ついに海底の国より天上の世界に発展して来たのである。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
作例 · 標準
祖先の遺烈を汚すことのないよう、精一杯努力した。
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彼は代々続く名家の遺烈を重んじている。
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この地には、先人たちの遺烈が刻まれている。
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