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太鼓橋

たいこばし
名詞
1
標準
arched bridge
文例 · 用例
低い太鼓橋を渡るくらゐ、拭込んだ板敷が然もつるりと辷る。
泉鏡太郎 魔法罎 青空文庫
かしこの回向堂を志して、ここまで来ると、あんなに日当りで、車は母衣さえおろすほどだったのが、梅雨期のならい、石段の下の、太鼓橋が掛った、乾いた池の、葉ばかりの菖蒲がざっと鳴ると、上の森へ、雲がかかったと見るや、こらえずさっと降出したのに、ざっと一濡れ。
泉鏡花 縁結び 青空文庫
白い砂と碧い池の上に太鼓橋が夢のように架っている。
岡本かの子 高原の太陽 青空文庫
――この辺では太鼓橋といっとる。
岡本かの子 青空文庫
太鼓橋|欄干橋をわたるとき幼子我は足あげ勢ひし三柱宮水照繁なる石段に瑪瑙の小蟹ささと音あり神楽殿砂吹きあぐる白南風に小蟹ちり走る鋏立てたり宮地嶽神社は、その裏参道にあり。
北原白秋 夢殿 青空文庫
今、私の愛児は、幼年紳士は、急斜面の弧状の、白い石の太鼓橋を欄干につかまり遮二無二はい登ろうとしている。
北原白秋 木曾川 青空文庫
堤には太鼓橋になった石橋が処どころに架って、裸木の柳の枝が寒そうに垂れていた。
田中貢太郎 牡丹燈記 青空文庫
堤には太鼓橋になった石橋が処どころに架って裸木の柳の枝が寒そうに垂れていた。
田中貢太郎 牡丹燈籠 牡丹燈記 青空文庫
作例 · 標準
公園の中央には、太鼓橋と呼ばれる美しいアーチ状の橋が架かっている。
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川の両岸を結ぶ太鼓橋を渡ると、静かな森へと誘われる。
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太鼓橋のたもとには、古びた灯籠が静かに佇んでいた。
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