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立つ鳥

たつとり
名詞
1
標準
bird taking flight
文例 · 用例
雪をおとして立つ鳥に、   妻がけはひのしるければ、仄かに笑まふたまゆらを、  松は畳めり風のそら。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
花を蹴つて足もとから飛び立つ鳥の群。
横光利一 榛名 青空文庫
・死期、死処・残生、余命・巣立つ鳥 老いぼれ鳥八月廿六日 晴。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
月稍々西に傾きて、草葉に置ける露白く、桂川の水音|幽に聞えて、秋の夜寒に立つ鳥もなき眞夜中頃、往生院の門下に蟲と共に泣き暮らしたる横笛、哀れや、紅花緑葉の衣裳、涙と露に絞るばかりになりて、濡れし袂に裹みかねたる恨みのかず/\は、そも何處までも浮世ぞや。
高山樗牛 瀧口入道 青空文庫
月稍※西に傾きて、草葉に置ける露白く、桂川の水音|幽に聞えて、秋の夜寒に立つ鳥もなき眞夜中頃、往生院の門下に蟲と共に泣き暮らしたる横笛、哀れや、紅花緑葉の衣裳、涙と露に絞るばかりになりて、濡れし袂に裹みかねたる恨みのかず/\は、そも何處までも浮世ぞや。
高山樗牛 瀧口入道 青空文庫
立つ鳥は跡を濁さないといふ、来た時よりも去る時がむつかしい(生れるよりも死ぬる方がむつかしいやうに)、幸にして、私は跡を濁さなかつたつもりだ、むしろ、来た時の濁りを澄ませて去つたやうだ。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
あの散り行く花弁に驚いて飛び立つ鳥のやうに。
横光利一 冬の女 青空文庫
そうして、彼の片眼は、暫時の焦燥に揺られながらも次第に獣的な決意を閃かせて卑弥呼の顔を覗き始めると、彼女は飛び立つ鳥のように身を跳ねて、足元に落ちていた反絵の剣を拾って身構えた。
横光利一 日輪 青空文庫
作例 · 標準
夕暮れの沼地から、一羽の立つ鳥がオレンジ色の空へと羽ばたいていった。
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立つ鳥の羽ばたきに驚いて、木々に止まっていた他の鳥たちも一斉に飛び出した。
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彼は立つ鳥の勢いで会社を辞め、翌月には海外へと旅立っていった。
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