直通列車
ちょくつうれっしゃ
名詞
標準
through train
文例 · 用例
下の関行きの、二三等直通列車が走った。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
直通列車が凄まじい速力で囂々と二人の頭の上を過ぎて行った。
— 佐左木俊郎 『汽笛』 青空文庫
秋子が父親の吉川機関手に手紙を書いて以来、上り下り二回の直通列車が、汽笛を鳴らさずにその駅を通過することがたびたびだった。
— 佐左木俊郎 『汽笛』 青空文庫
だがこのウラジヴォストク直通列車は、二十何時間かもうおくれたのである。
— 宮本百合子 『新しきシベリアを横切る』 青空文庫
時速四二キロの直通列車で、ゆき子は、自分一人だけ皆と別れてしまふ淋しさを考へてゐた。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
何しろでけえ土地だもんなあ……」 シベリア黒土地方の春を突っきって走る浦塩モスクワ直通列車の、万国寝台車では、ジェネワの国際連盟へ出かける二人の日本人とカナダのソヴェト農業視察団がめいめいの車室でウイスキーをなめている。
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
東京への直通列車は、一日に一、二回しかないとか、その混雜は殺人的である。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫
作例 · 標準
「次の駅で各駅停車を追い越す直通列車に乗れば、待ち合わせの時間に十分間に合う。」
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「この路線は通勤ラッシュ時のみ、都心のターミナル駅までノンストップの直通列車が走る。」
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「スキー場行きの夜行直通列車には、重い装備を持った若者たちが大勢乗り込んでいた。」
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