知らしめる
しらしめる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to make known
文例 · 用例
それに従来の史書はすべて、当代の者に既往をしらしめることが主眼となっていて、未来の者に当代を知らしめるためのものとしての用意があまりに欠けすぎているようである。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
何よりわが友人の辣腕の一端を知らしめる一助となるのであるから。
— THE ADVENTURE OF THE THREE STUDENTS 『三枚の学生』 青空文庫
「君の手柄は皆に知らしめるべきだ。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
この事件がこれ以上の解決を見せなくとも、少なくとも人目を惹く形で我らが刑事捜査局の辣腕を見せつけることになった上、全外国人に教訓として、恨み辛みは本国にとどめ英国の地に持ち込まぬが賢明だということを知らしめることになるだろう。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
彼の容子を見ると心に何か蟠りがあるやうでもあるが其活々した底力のある容貌は決して愁あるものではないといふことを知らしめる。
— 長塚節 『商機』 青空文庫
用いしむべくして知らしむべからずとは、「民は能くそれを日々に使用しているが、しかしながらそれを知ること能わざればなり」という古註もまた簡明ではないか、「之を知らしめる可からず」と云う句は、朱子も、「民の一人一人に、この道理を理解させること能わざる也」と、「可」の字に替えて「能」の字を使用している。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
勿論段といふ字は、即ち段匹といふ織物の分量を現はした詞であつて、張衡の錦繍段といふのも錦繍の分量を現はしたのであり、唐の貢物の貢段も、織物の分量を現はして其の織物たることを自然に知らしめる詞を使用したのである。
— 内藤湖南 『染織に關する文獻の研究』 青空文庫
私は、影響を怖れなかつた、それは「亡霊の心象」に行手を知らしめる仮象の門と、私は認めてゐた。
— 牧野信一 『ゾイラス』 青空文庫
作例 · 標準
会社の新しい方針を全社員に知らしめる必要があった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は自分の研究成果を学会で発表し、その存在を知らしめた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
歴史は、過去の過ちを現代に知らしめる鏡のようなものだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash