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瞋恚の炎

しんいのほのお
表現名詞
1
標準
intense antipathy (like a blazing fire)
文例 · 用例
「お嬢様、あなたが、むらむらと瞋恚の炎を燃やして、身も、世もあられず、お怒りになるそのお心が、離れていても、ぴたりと私の胸に響いて参ります。
めいろの巻 大菩薩峠 青空文庫
それだけに人目のない二人だけの時にはどんなに――と瞋恚の炎に燃えて邪推もされる。
空の巻 宮本武蔵 青空文庫
宋江は居るに苦しく帰るに帰れず、ただ理性と凡情と、そして瞋恚の炎に、てんめんたるまま、妖しき老猫と美猫の魔力に、現をなぶられているのみだった。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
青い眉は瞋恚の炎をなし、金色のひとみはあらゆる呪いを焼いているかとも思われますのに、なお額からは二本の人さし指のごとき角が被衣のかげにありありと見てとれるのです。
吉川英治 江戸三国志 青空文庫
それをいえ」「私の胸に誓っている人は、天涯無住の御浪人でね……」「ウム、してそいつは」と、お綱の揶揄がやや深刻にすぎたので、孫兵衛、左につかむ助広の鍔をブルルとふるわせ、瞋恚の炎を燃えたたせる。
江戸の巻 鳴門秘帖 青空文庫
藤夜叉はすぐ男の無情に挑まれて瞋恚の炎になるのであった。
千早帖 私本太平記 青空文庫
作例 · 標準
彼は裏切りを知り、心の中で瞋恚の炎を燃やした。
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討論会では、相手の意見に対して瞋恚の炎を燃やす参加者もいた。
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復讐心から、彼の胸には瞋恚の炎が消えることなく燃え続けていた。
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