両三
りょうさん
名詞
標準
two or three
文例 · 用例
まるで絶食で居て、よく、こんなにと、両三|日前から、然う言はれましてな。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
その代りにこの両三日のうちにはキット下手人を探り出いてお眼にかけまする私の所存……何卒……何卒御容赦を……」 松倉十内は、何か思い直したように切柄をかけた白鞘の脇差から手を離した。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
かの君、大磯に一泊して明日は鎌倉まで引っ返しかしこにて両三日遊びたき願いに候えど――。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
」「両三度――千世ちゃんだっけ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 と烟草を差置き、唇を両三度|手巾にて押拭い、その手をすぐに返して髯を扱く。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
以前にも両三度聞いた――渠の帰省談の中の同伴は、その容色よしの従姉なのであるが、従妹はあいにく京の本山へ参詣の留守で、いま一所なのは、お町というその娘……といっても一度縁着いた出戻りの二十七八。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
黒き影法師も両三箇そのかたわらに見えたりき。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
「あったか、あったか」と両三人の声は※えぬ。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
作例 · 標準
鞄の中に両三冊の本を詰め込み、彼は当てもなく旅に出た。
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「両三日もすれば熱も下がるでしょうから、ゆっくり休んでくださいね。」
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庭の片隅には、まだ両三輪の梅の花が寒さに耐えて咲いていた。
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