身ごしらえ
みごしらえ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
dress
文例 · 用例
それはもう甲府も、いつかはやられるだろうと覚悟していたが、しかし、久し振りで防空服装を解いて寝て、わずかに安堵するかせぬうちに、またもや身ごしらえして車を引き、妻子を連れて山の中の知らない家の厄介になりに再疎開して行くのは、何とも、どうも、大儀であった。
— 太宰治 『薄明』 青空文庫
」―― 私は決然として、身ごしらえをしたのであります。
— 泉鏡花 『雪霊続記』 青空文庫
その身ごしらえといい、その口ぶりによって察しると、震災後に東京からどこへか一旦|立退いて、ふたたび引っ返して来たらしいのです。
— 岡本綺堂 『指輪一つ』 青空文庫
それが晴れるのを待ちかねて、父は身ごしらえをして再びゆうべの跡をたずねると、草ぶかい空地のまん中から少しく西へ寄ったところに、第一の穴を発見した。
— 岡本綺堂 『穴』 青空文庫
白いシャツをひじまでまくり、天竺もめんのまっ白い前掛けして、かいがいしい身ごしらえだ。
— 伊藤左千夫 『箸』 青空文庫
脱兎のごとく消えてなくなったはずのあの町人が、いつのまにかかいがいしいわらじ姿につくり変えて、身ごしらえもものものしいうえに、こしゃくな殺気をその両眼にたたえながら、じっと中のけはいをうかがっているのです。
— お蘭しごきの秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
いずれも身ごしらえ厳重の武芸者ふうに作って、先頭に立った五分|月代こそ、体の構え、目の配り、ひときわ立ちまさっているところを見ると、たしかに当の黒岩清九郎にちがいない。
— お蘭しごきの秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
搦めとれッ」 口々にわめき立てながら、行く手に殺到して来たのは僧兵もどきの二三百人と、身ごしらえ厳重なお山同心の一隊です。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
作例 · 標準
彼女はパーティーのために豪華な身ごしらえをした。
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旅の身ごしらえを整えるのは楽しい作業だ。
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毎朝、鏡の前で今日の身ごしらえをチェックする。
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