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昂々

昂々
名詞
1
標準
文例 · 用例
燕王|覬覦の情無き能わざりしと雖も、道衍の扇を鼓して火を煽るにあらざれば、燕王|未だ必ずしも毒烟猛々、蕩々、糾々、昂々として、屈す可からず、撓む可からず、消す可からず、抑う可からざる者、燕王に遇うに当って、※然として破裂し、爆然として迸発せるものというべき耶、非耶。
幸田露伴 運命 青空文庫
世にはまた一種拗戻偏僻の性質よりして、好んで剋殺の作用をなし、朱を名畫に加へ、指を寶器に彈ずるが如きことを敢てして、而も意氣は昂々、眼角は稜々、以て自ら傲るものも有るが、此等は眞に妄人癡物といふべきものである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
』 八|片おいて出てくるときひょいと鏡を覗くと、真赤に憤慨中の「印度人」が、この小さく傷つけられた民族の誇りに、いよいよ昂々然と刈りたての頭を高く持しているのを発見した。
テムズに聴く 踊る地平線 青空文庫
吾人が昂々然として向上する前に「愛」が活きて哀憐となり「雄壮」が動いて犠牲となってこの事業に執着せしめる。
和辻哲郎 霊的本能主義 青空文庫
独往して独唱し、昂々として顧返することなし。
龜井勝一郎 帰依と復活 青空文庫