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醸す

かもす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to brew (sake, etc.)
文例 · 用例
〔このみちの醸すがごとく〕宮沢賢治このみちの醸すがごとく粟葉などひかりいでしはひがしなる山彙の上に黄なる月いざよへるなり夏の草山とになひてやうやくに人ら帰るをなにをかもわがかなしまんすゝきの葉露をおとせり
宮沢賢治 〔このみちの醸すがごとく〕 青空文庫
これらの沢山の不愉快な顔が醸す一種の雰囲気は強い伝染性を持っていて、外から乗り込んで来る人の心に、すぐさま暗い影を投げないではおかない、そして多くの人の腹の虫の居所を変えさせようとする傾向がある。
寺田寅彦 電車と風呂 青空文庫
しらしら醸す天の川、     はてなく翔ける夜の鳥、かすかに銭を鳴らしつゝ、   ひとは水繩を繰りあぐる。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
唯漫然と打捨って置くから、往々にして種々の禍害を醸すのだ。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
○二月、大阪梅田の劇場に団十郎乗込み、二興行の給料五万円は余りに法外なりという物議を醸す
岡本綺堂 明治演劇年表 青空文庫
なるべくクローヴアーの厚く生え重つた渚の水気の切れた辺に席を取つて、牧瀬と歳子はもう二三十分も神経を解放し、たゞ黙つて夏の夜の醸す濃厚で爽かで多少|腕白なところもある雰囲気に浸つてゐた。
岡本かの子 夏の夜の夢 青空文庫
灘の酒は実に醸するや、水悪ければ即ち敗る。
幸田露伴 青空文庫
醸家の酒を醸す、法あり技あり材あり具ありと雖、水佳ならざれば遂に佳なるを得ざるなり。
幸田露伴 青空文庫
作例 · 標準
この老舗の酒蔵は、昔ながらの製法で素晴らしい日本酒を醸しているよ。
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自宅でクラフトビールを醸すのが最近の趣味なんだ。
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丁寧に仕込まれた大豆が、芳醇な味噌へと醸される
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ブドウを収穫し、ワインを醸すために地下貯蔵庫へ運んだ。
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2
標準
to cause
作例 · 標準
彼女の登場で、会議室の雰囲気が一気に和やかなものへと醸された。
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そのスキャンダルは、国会で大きな論争を醸し出した。
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彼の曖昧な発言が、不要な誤解を醸す原因となった。
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新作映画の予告編は、観客の間に大きな期待感を醸しているね。
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