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忌火

いみび
名詞
1
標準
文例 · 用例
一所は忌火、是れ十一月新嘗、六月神今食祭に仕奉る神なりとある、即ち是なり。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
いわゆる霜月粥の根源は限りもなく遠く、是には必ずあの大昔の忌火飯の信仰が参加していると思うが、現在各地の大師講としても例外でなく、粥を家々の神にささげるとともに、人もまた当然この相饗に列することを悦びとしていた。
柳田国男 海上の道 青空文庫
つまりこの日からは忌火を焚いて、何もせず、ごく静かにしている期間であった。
柳田国男 故郷七十年 青空文庫
つまり旧暦十一月二十三日を中心にした米のまつりに関して、新旧二つの暦が重なり、複雑になったが、亥の子は、この米の収穫祭のための物忌みに入る忌火の飯をたべ始める日であり、豊の明りはそのあける日の祝いではなかったかと思う。
柳田国男 故郷七十年 青空文庫
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忌火(いみび)とは、神道で「忌むべき火」のこと。これは火がそもそも持つ性質、すなわち「他を焼き無くしてしまう」という性質が、一般的なケガレの概念、つまり「不浄」「不潔」同様、神や人間の結界、生活圏を脅かす「ケガレ」であるためである。そのためこれを用いる際にそう呼ばれる。また火がケガレを伝染媒介すると考えられてた為、かまどを別にするなどの措置がとられた。 古事記によるとイザナミは火の神(ホノカグツチノカミ)を産んだため陰所を焼かれた。 それが元で死に、黄泉の国に下る事になる。

出典: 忌火 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0