ゴム風船
ゴムふうせん
名詞
標準
rubber balloon
文例 · 用例
たうとう狼をたべてから二十五日めに狸はからだがゴム風船のやうにふくらんでそれからボローンと鳴って裂けてしまった。
— 宮沢賢治 『洞熊学校を卒業した三人』 青空文庫
※まことに人生、一瞬の夢、 ゴム風船の、美しさかな。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
仏蘭西扉の傍には、何のつもりか舶来の酒の壜や前菜料理の材料なぞと一緒に大きくふくらましたゴム風船の沢山浮んでいる見世飾があって、それらの透き間から垣間見ている者もいた。
— 渡辺温 『少女』 青空文庫
花火や、ゴム風船の音もへったようでした。
— 新美南吉 『狐』 青空文庫
本人がチットモ気付かない間にその部分の血管が、心臓から押出される血液の圧力に堪えかねて、少しずつ少しずつゴム風船のように膨れ上り初める。
— 夢野久作 『冥土行進曲』 青空文庫
小さな子供のいる食卓の上には子供の数だけのゴム風船が浮游している。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
風船屋が、慌てて風船を捕まへようとしましたが、糸の切れた赤い数十のゴム風船は、ぐんぐんぐん空高く舞ひ上りました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
トロちやんは、赤いゴム風船を、買つて貰ひましたが、あまり人混みでありましたので、人に押しつぶされて、パチンと破れてしまひました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
作例 · 標準
誕生日の飾り付けに、ポンプを使って色とりどりのゴム風船を膨らませた。
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縁日で買ってもらったゴム風船を、うっかり手を離して空へ飛ばしてしまった。
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針で刺すとパチンと派手な音を立てて割れるゴム風船に、子供たちが驚く。
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