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典薬

てんやく
名詞
1
標準
court physician
文例 · 用例
光起の亡き父も、義庵と称して聞えた典薬頭、今も残っている門内|左手の方の柳の下なる、この辺に珍しい掘井戸の水は自然の神薬、大概の病はこれを汲めばと謂い伝えて、折々は竹筒、瓶、徳利を持参で集るほどで。
泉鏡花 三枚続 青空文庫
この病いは和丹両家の典薬どもにも匙を加えようがない。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
関白殿のお指図で典薬頭が方剤を尽くして、いろいろにいたわって下されたが、人の命数は是非ないものでのう」と、玉藻も今更のように眼をうるませた。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
その頃幕府の典薬に始終讃岐守の世話になつてゐる男があつて、お礼の印に何がな贈り度いと思つてゐた。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
典薬は早速江戸中を探して、素晴しく立派な鶉を買ひ込むだ。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
典薬は占めたと腹のなかで小躍りした。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
」 典薬は鶉のやうに背を円めてお辞儀をした。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
典薬め、物知らずにも程があつたものぢや。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
作例 · 標準
典薬は、天皇や貴族の健康管理を担っていた。
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彼は典薬として、様々な生薬の研究に励んだ。
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典薬の家系は、代々医学の知識を受け継いできた。
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