終わりかけ
おわりかけ
名詞
標準
final part
文例 · 用例
編集部にいちゃもんを付けて実際に打ち切る前に、オレの中でこの連載はすでに終わりかけていた。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
食事が終わりかけたとき、慶一の心にさっきの疑問がよみがえった。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
畠の麦は熟し、田植えもすでに終わりかけるころで、行く先の立場は青葉に包まれ、草も木も共に六月の生気を呼吸していた。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
そのころの太郎はようやく小学の課程を終わりかけるほどで、次郎はまだ腕白盛りの少年であった。
— 島崎藤村 『嵐』 青空文庫
末子は、と見ると、これもすでに学校の第三学年を終わりかけて、日ごろ好きな裁縫や手芸なぞに残る一学年の生い先を競おうとしていた。
— 島崎藤村 『分配』 青空文庫
ある夏のこと、ちょうど休暇が終わりかけるころから、年郎くんの家のいちじゅくは、たくさん実を結んで、それは紫色に熟して、見るからにおいしそうだったのです。
— 小川未明 『いちじゅくの木』 青空文庫
やがて夏が終わりかけて見附から浜松へ。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
師範学校の入学試験も終わりかけた。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫