流流
りゅうりゅう
名詞
標準
workmanship
文例 · 用例
その上州に法神流がすごい勢いで流行するようになったから、馬庭の高弟で新井鹿蔵という男、これは自宅が勢多郡で法神流流行のまっただなかに在るものだから、我慢ができなくなった。
— 坂口安吾 『花咲ける石』 青空文庫
失礼ながら、女流流行作家宇津木秋子さんといえども、その魂の在り方、位置の正しさ、魂の悲劇的な深さ、静かさ、それに於て、はたして聖処女加代子さんにまさるところが有るのかなア。
— 坂口安吾 『不連続殺人事件』 青空文庫
」 ねずみ捕りは、思わず、はり金をりゅうりゅうと鳴らすくらい、おこってしまいました。
— 宮沢賢治 『ツェねずみ』 青空文庫
そのりゅうりゅうが悪かったのです。
— 宮沢賢治 『ツェねずみ』 青空文庫
「細工はりゅうりゅう、手並をごろうじろ」 と彼は抑揚をつけていったが、蓋の熱さに堪えなかったものと見え、ち、ちちちといって、蓋を急ぎ下に置いた様子も、逸子には壁越しに察せられた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
その時に、紅軍の大将たる忠直卿は、自ら三間柄の大身の槍をりゅうりゅうと扱いて、勇気凜然と出場した。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
細工はりゅうりゅうだから、あごひげでも抜いて待ってらっしゃい」 わかればなかなかに伝六もうれしいやつで、骨身をおしまず韋駄天に遠藤屋敷をめがけて駆けだしたものでしたから、右門ももはや五分どおり事のなったものと考えまして、ゆうゆうねそべりながら、伝六の報告を待ちました。
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
細工はりゅうりゅう、お待ちなせえよ」 命を奉じて忙しいやつが吸われるように消えていったかと見えたが、ほどたたぬまに屋敷の中からおどり出てくると、得意顔に伝えました。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分の流流を頑なに守り、周囲のアドバイスには一切耳を貸そうとしない。
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「人には人の流流があるさ」と笑って、彼は独特のやり方で仕事を片付けた。
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老舗の暖簾を守るためには、先代から受け継いだ流流を汚してはならない。
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