当分の間
とうぶんのあいだ異読 とうぶんのかん
表現副詞
標準
for the present
文例 · 用例
しかし教授の職に附帯したうるさい仕事のために研究が出来なくなるという心配があれば、また適当な後任者の出来るまで当分の間だけ引受けるというのだったら、むしろ御断りになる方がいいと思う」という意味のことを忠告した。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
当分の間は毎日子供から蓄音機を蓄音機をと迫られた。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
まあ、当分の間は、このままで勉強して行くつもりですね」 母親は、故意に皆三の言葉どおりを素直に受け取る様子を自分がしているのに、いくらか気がつき乍らも「そうかねえ、もしお嫁さんを持つなら、あの娘は好いと思うんだがね」 突然の縁談はお涌の家の両親を驚かした。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
それかあらぬか、葬式が済んで当分の間、おたかは五升の飯を炊き、かやくにしたり、五目寿司にしたりして、近所へ配った。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
換言すれば生存上腕力の必要を向後当分の間忘れる事の出来ないやうに遣付けられた。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
まあ、当分の間は、このままで勉強して行くつもりですね」 母親は、故意に皆三の言葉どほりを素直に受け取る様子を自分がしてゐるのに、いくらか気がつき乍らも「さうかねえ、もしお嫁さんを持つなら、あの娘は好いと思ふんだがね」 突然の縁談はお涌の家の両親を驚かした。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
」 その後当分の間、邯鄲の都では、画家は絵筆を隠し、楽人は瑟の絃を断ち、工匠は規矩を手にするのを恥じたということである。
— 中島敦 『名人伝』 青空文庫
それかあらぬか、葬式が済んで当分の間、おたかは毎日かやく飯や五目寿司を近所へ配った。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
作例 · 標準
当分の間は、このアパートに住み続けるつもりだ。
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当分の間は、遠出は控えることにした。
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「当分の間、店を閉めます」という張り紙があった。
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