空の煙
そらのけぶり
名詞
標準
crematorium smoke rising in the sky
文例 · 用例
窓一つ芽ぶいた 旅空の煙突ばつかり 焼芋つゝんで下さつた号外で・ぬけさうな歯を持つて旅にをる ぬけた歯を見詰めてゐる □ お留守に来て雀のおしやべり(緑平居)五月一日 まつたく五月だ、緑平居の温情に浸つてゐる。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
「行くへなき空の煙となりぬとも思ふあたりを立ちは離れじとりわけ夕方には空をおながめください。
— 柏木 『源氏物語』 青空文庫
ハテナ、さっきの空の煙幕が、地面に影を投げているのではあるまいかと、妙な気持になって、空を眺めたが、煙幕は已に溶け去って、そこには最早や何のくもりもなかった。
— 江戸川乱歩 『恐怖王』 青空文庫
すぐに次の爆発がハムステッド上空の煙幕を切り裂き、続く二時間で爆発が次々起こった。
— THE FOUR DAYS' NIGHT 『四日闇夜』 青空文庫
三 さすがに女ばかりの奥の丸にも、もう京都の空の煙が、日本中を変革している大事変だったことが知れ渡っていた。
— 細川ガラシヤ夫人 『日本名婦伝』 青空文庫
作例 · 標準
遠くの火葬場から、静かに空の煙が立ち昇っていた。
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