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宝蜱

たからだに異読 タカラダニ
名詞
1
標準
erythaeid mite (Erythraeoidea spp.)
文例 · 用例
デパートの退け刻などは疲れたからだに砂糖分を求めてか、デパート娘があきれるほど殺到して、青い暖簾の外へ何本もの足を裸かのまま、あるいはチョコレート色の靴下にむっちり包んで、はみ出している。
織田作之助 大阪発見 青空文庫
その汽笛をかすかに聞いて、今立ち上がろうとして、その凍えたからだに最後の努力ともがきとを試みている兄弟が、その船の中にいないだろうか、そのたよりない捨てられた犬の子のように哀れな形をした船の中に。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
躱したからだに初太刀は空を撃たせて、二度目の切っさきは碁盤で受け留めた。
岡本綺堂 箕輪心中 青空文庫
秋から冬にかけてにょきにょきと延び上がった細々したからだには、春の精のような豊麗な脂肪がしめやかにしみわたって行くのが目に見えた。
有島武郎 或る女 青空文庫
それでも彼の肥つたからだには余程その服装がこたへるらしく、顔からは汗が玉をなして流れてゐた。
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 後篇 青空文庫
しかも、「なあに、二週間もすればぴんぴんしたからだになって帰って来ますよ」と言って、大元気で出かけたのだそうだ。
大杉栄 自叙伝 青空文庫
が、ぶるぶる慄えたからだにしがみつかれながら、何にも知らずに眠っていることもあった。
大杉栄 自叙伝 青空文庫
」氷峰はそのひと切れを手に取りあげながら聽いたので、「僕は」と、義雄は口をもぐ/\させて、そのあますツぱいつゆを味はひながら、「正直に云ふと、島田君や有馬君に今度親しくなるよりも、この林檎やきのふの枝豆漬けの味の方が、先づ第一に、僕の疲れたからだに親しく沁み込む樣な氣がするのだ。
放浪 泡鳴五部作 青空文庫
作例 · 標準
春先になると、コンクリートの壁の上を小さな赤いタカラダニがチョロチョロと動いている。
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洗濯物に赤いタカラダニが付いているのを見つけ、潰さないように注意して払った。
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タカラダニは人体に無害だが、その鮮やかな赤色が目立つので少し驚いてしまう。
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