保障
ほしょう
名詞
標準
文例 · 用例
ことに法律でさえ保障しているような範囲内にまで、労働者を搾取し劫略することは、明らかに人間|嗜食の一形式だ』白水はますます彼の錐をもみ込んで行った。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
それで、国家なり個人なりが一人の学者に生活の保障と豊富な研究費を与えてくれて、そうして好きな事を勝手に研究させてくれればこれほど結構なことはないが、そういう理想的な場合が事実上存在するかどうかを考えてみる。
— 寺田寅彦 『学問の自由』 青空文庫
一九五九(昭和三十四)年、日米安全保障条約をめぐって日本が大揺れに揺れる前の年、岩戸景気で企業が活気づく中で、東京大学理学部応用物理学科を卒業して古山良二は日本電気に入社した。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
翌年の日米安全保障条約の延長やアメリカによるベトナムへの軍事介入、成田空港の建設強行とさまざまな政治的問題にどう答えるかを求めるビラが、中学を卒業したばかりの松本にも手渡された。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
日米安全保障条約を結び、核兵器を大量に持つアメリカと軍事同盟関係にあることとの整合性を考慮して、政府、外務省はこれまで、核兵器の違法性に言及することを避けてきました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
そして私の外面的な生存権は最も確実に保障されるだろう。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
私は明かに自己の保存が保障されただけでは飽き足らない。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
男性はこの習慣に依頼して自己の強権を保護され、女性はまたこの制度の庇護によってその生存を保障される。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫