独都
どくと
名詞
標準
文例 · 用例
一月号の『思ひ出』の作も極めて平淡な抒情の内に深い味いのある歌であったが、二月号の『独都より』の作はまた一層面白い歌である。
— 伊藤左千夫 『歌の潤い』 青空文庫
それから『独都より』の「リンデン」の作は、作者も云うてる如く、前の歌の淋しい内にも嬉しい親しみのある情調とは異なり、旅情の淋しさと自然のさびれた淋しみとを独りしみじみと味わってる情調が、一句一句の端にも湛うてる。
— 伊藤左千夫 『歌の潤い』 青空文庫
然れども若し更に此地方の適切なる匹儔を歐羅巴に求めば、獨都伯林を流るゝスプレーの、其上流の風光最も之と相若けり。
— 原勝郎 『貢院の春』 青空文庫