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熟れる

うれる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to ripen (fruit, grain, etc.)
文例 · 用例
十 生き埋め 丘の大麦は暑い頃になつて熟れる
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
麦は熟れると、百姓達は大変忙しくなる。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
少年のマタンが、ある日、道ばたで、一つのクルミをひろったのは、ちょうど、リンゴの実の熟れるころでした。
新美南吉 名なし指物語 青空文庫
甘柿の熟れるのを待つて齒をあつる味はあれはまつたく秋のはじめの味である。
若山牧水 たべものの木 青空文庫
縁さきに見ごとなゆすらうめの木があり、ぎつしりなつた實の色づいてゐるのを見てゐるうちに不意にお前は生れたのだ、と母はよくその縁さきの美しい木の實の熟れるのを見ては私に語つた。
若山牧水 たべものの木 青空文庫
夏は生り出ずる、もしくは成り立つ語義から名を得ているので、夏には生々の気が宇宙に充溢し、百草万木みな各々勢を発し生を遂げ、生り熟れること著しいのは何人も認めるところである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
どうしたものか、いつの年も咲き盛った花の割合に、実のとまりが極く少く、とまった果実もそれが熟れる頃になると、妙に虫がついて、収穫として畑よりあがるものは、ほんの僅かしかなかった。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
かういふのはこれから熟れるんだ。
鈴木三重吉 桑の実 青空文庫
作例 · 標準
例句
熟れる(うれる) — 幻辞.com