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故宮

こきゅう
名詞
1
標準
文例 · 用例
陛下がお妊まれになりました時から、故宮はたいへんな御心配をなさいまして、私に御委託あそばしたある祈祷がございました。
薄雲 源氏物語 青空文庫
こんな話にも故宮の御感情のこまやかさが忍ばれて源氏は恋しく思った。
薄雲 源氏物語 青空文庫
(鉄囲山叢談)   古御所 洛陽の御所は隋唐五代の故宮である。
異聞総録・其他 中国怪奇小説集 青空文庫
それから宣和年間に至るまで年を重ぬること百五十、故宮はいよいよ荒れに荒れて、金鑾殿のうしろから奥へは白昼も立ち入る者がないようになった。
異聞総録・其他 中国怪奇小説集 青空文庫
』その故宮に對する考へが急に胸にあつまつて來たらしく、登子は裳の袖をおもてに當てた。
田山花袋 道綱の母 青空文庫
僕はあなたが好きなんです」「じゃ何故宮本君と仲よくするんだ」「だって手紙下さらないし、写真もとってくれないんですもの」 彼は上目使いしてこう言った。
倉田百三 光り合ういのち 青空文庫
日本婦人協力会には、検事局の人々にとって殆ど内輪の、因縁浅くない故宮城長五郎氏夫人宮城たまよが主要な一員として参加しているのである。
宮本百合子 石を投ぐるもの 青空文庫
偶然、安芸書房の広中氏と故宮原晃一郎氏の夫人とが知りあいの間柄で、「古き小画」の切りぬきは、宮原夫人を通じて手に入った。
宮本百合子 あとがき(『宮本百合子選集』第二巻) 青空文庫