下半身
かはんしん異読 しもはんしん
名詞頻度ランク #11761 · 青空 90 例
標準
lower half of the body
文例 · 用例
誰か立っている(下半身だけより見せない)。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
座ればその下半身は、曲らぬ片足を投げ出したまゝの浅ましい異様なもののうづくまりになるからである。
— 岡本かの子 『老主の一時期』 青空文庫
異様な醜いうづくまりをその下半身にかたちづくつて、二人は離れ家の居室にひつそりとしてゐた。
— 岡本かの子 『老主の一時期』 青空文庫
丸い肩から流れる線の末端を留めて花弁を揃へたやうな――それも自然に薄紅の肉色を思はせる指、なよやかな下半身に打ちなびく羅衣の襞の、そのひとつ/\の陰にも言ひ知れぬ濃情を潜めてゐるのであつた。
— 岡本かの子 『老主の一時期』 青空文庫
声もせぬ幽かな姿、 黒い頭巾をかむって、黒い服をつけて、それはまことに白皙の、髪も眉も※毛も、その太い鼻も、頬の額の深皺も雪のような、何か品のよい老婆が、壁際の白いベッドに白いクッションを高く、下半身に白い薄手の毛布を引きあげて、そうして白い両手をその上に組み合せて、じっと此方を見入っていた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
その下半身を埋めた雑草の緑は見るも鮮かであった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
絶えず体に波を打たせていた蛇の下半身が、先ずばたりと麦門冬の植えてある雨垂落の上に落ちた。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
そのうち蛇の下半身が麦門冬の上に落ちたので小僧は徳利も帳面も棄てて置いて、すぐに小石を拾って蛇の創口を叩いて、叩く度にまだ死に切らない下半身が波を打つように動くのを眺めていたのである。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
作例 · 標準
彼はランニング中、下半身を痛めてしまった。
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寒い日は、下半身を温める服装が大切だ。
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ヨガのポーズは、下半身の強化に効果的だ。
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