育児法
いくじほう
名詞
標準
child-rearing practice
文例 · 用例
牛乳や、重湯でそだてることさへも大変な手数であるところへ、信一の子供は世間いつぱんの育児法と違つて、人蔘や、ほうれん草や、りんごの絞り汁を食べさせなければならない。
— 林芙美子 『幸福の彼方』 青空文庫
また割烹の法とか育児法とか申す事位は、台所で母や下女と相談したり、出入の医者に聞いたり、一、二冊の簡便な書物を読んだりしても解る事です。
— 与謝野晶子 『離婚について』 青空文庫
しかし上流社会の婦人の慰みには鶏の雛を育てるのが興味もあり利益もあり、自然と育児法の秘訣を悟る事もあるので西洋婦人中には大層この事が流行するそうです。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
彼女は育児法に就て極めて巧妙に物語る。
— エンマ・ゴルドマン 『婦人解放の悲劇』 青空文庫
つぎつぎにこういう種類の接触を赤ん坊とすることは、赤ん坊が泣いても母親が内職の手をやめることができない、草をとっている田からあがってくることができない種類の育児とともに、もっとも有害な育児法です。
— 羽仁もと子 『おさなごを発見せよ』 青空文庫
そうしてこれは、もちろん泣くから乳をやるという育児法とは全然反対ですが、同時にただ簡単に赤ん坊が泣いても時間までは決して乳をやらないときめてしまうというのとも同じでないことはよくおわかりになるでしょう。
— 羽仁もと子 『おさなごを発見せよ』 青空文庫
以上は赤ん坊の身体を主としてみた、いわゆる育児法の急所であるばかりでなく、その精神生活においてもまったく同じことであります。
— 羽仁もと子 『おさなごを発見せよ』 青空文庫
育児法も無論その一つであり、留守番もまた大切な役目ではあったが、なおその以外にも夫が手を出さない部分、女房のみに委ねられていた仕事が、生産よりも分配の方面にはいろいろあった。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4