幻辞.com

車台

しゃだい
名詞
1
標準
chassis
文例 · 用例
鉄路が悪かったのか車台の安定が悪かったのか、車は前後におじぎをするように揺れながら進行する。
寺田寅彦 銀座アルプス 青空文庫
座席に腰かけた人の右手にハンドルがあってそれをぐるぐる回すとチェーンギアーで車台の下のほうの仕掛けがどうにかなるようにできているらしい。
寺田寅彦 藤棚の陰から 青空文庫
お祖母さんが最後に「よいとな」と大きく調子をとって、車台へ登ると蹴込みに敷いてある獅子の毛皮のようなもじゃもじゃした布の上に「つぁらっ」と擦れる音がして、新らしい後歯がかすかに刷毛でのべた様な赤土のあとをつけた。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
で、その、ちょっとあらかじめ御諒解を得ておきたいのですが、お客様が小人数で、車台が透いております場合は、途中、田舎道、あるいは農家から、便宜上、その同乗を求めらるる客人がありますと、御迷惑を願う事になっているのでありますが。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
馬車使は車台へあがりました。
鈴木三重吉 やどなし犬 青空文庫
三人の生命を託した車台は、急廻転をして、海へ陥ることから免れた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
最初、車台が海に面する断崖へ、顛落しようとしたとき、青年は車から飛び降りるべく、咄嗟に右の窓を開けたに違いなかった。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
信一郎は車台に近寄って、黙礼した。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
作例 · 標準
新車の車台番号は、車検証に記載されている。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite