熾熱
しねつ
名詞
標準
intense heat
文例 · 用例
中等室の卓のほとりはいと静かにて、熾熱燈の光の晴れがましきも徒なり。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
中等室の卓のほとりはいと靜にて、熾熱燈の光の晴れがましきも徒なり。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
中等室の卓のほとりはいと静にて、熾熱燈の光の晴れがましきも徒なり。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
然れども沙翁の諷刺嘲罵は平々坦々たる冷語の中に存し、スウィフトのは熾熱せる痛語の中にあり。
— 北村透谷 『「油地獄」を読む』 青空文庫
清十郎の胸の中には恋の因果といふ猛火|燃しきりて、主従の縁きるゝ神の咎めを浩歎して、七苦八苦の地獄に顛堕したるを、お夏の方にては唯だ熾熱せる愛情と堪ゆべからざる同情あるのみ。
— 北村透谷 『「歌念仏」を読みて』 青空文庫
大沸かしとは、鉄の周囲に藁灰をまぶし、また火中に入れて熾熱する。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
いちばん最初に試験をしたときの問題が、別にむつかしいはずはなかったのであるが、中学校の三角の問題のような、公式へはめればすぐできる種類のものでなくて、「吟味」といったような少しねつい種類の問題であったので、みんなすっかり面食らって、きれいに失敗してしまって、ほとんどだれも満足にできたものはなかった。
— 寺田寅彦 『田丸先生の追憶』 青空文庫
お樂はガラツ八がいつたやうに、少しねつとりとして居りますが、奉公人のやうに、よく働いて居ります。
— 平次女難 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
鍛冶屋の炉からは、熾熱の炎が噴き出していた。
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太陽の熾熱は、あらゆるものを焼き尽くす勢いだった。
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彼は熾熱の鉄を叩き、剣を作り上げた。
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