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間氷

かんぴょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
彼は長い時間氷雪の間を渉つた後、一|杯の冷たい釣瓶の水を注ぐことによつて快よい暖氣を其の赤く成つた足に感ずる樣に、僅少な或物が彼の顏面の僻んだ筋を伸るに十|分であるのに、彼は其の冷水の一|杯をさへ空しく求めつゝあつたのである。
長塚節 青空文庫
あの冷たい沼の底に、長い間氷詰めのようにされていたから、それであの通り形も崩れずに、そっくり病人の体で運ばれて行くことになったのかも知れない。
畜生谷の巻 大菩薩峠 青空文庫
それに彼等は、これまで四十年の間氷島への航海で、造花の花束のなかでいつも微笑しながら、かうした恐ろしいダンスを幾度となく踊り馴れて來たファイアンスの聖母の加護のなかにゐた‥‥ジャン・フランソア、ドゥ、ナント、ジャン・フランソア、ジャン・フランソア!
PECHEURS D'ISLANDE 氷島の漁夫 青空文庫