くだくだしい
くだくだしい
形容詞
標準
tedious
文例 · 用例
この以上にわたしのくだくだしい説明を加えないでも、江戸時代における木曾路のすがたは大抵想像されるであろう。
— 岡本綺堂 『鼠』 青空文庫
本篇を読む方々に断わり置くは、猪の事を話すに一々家猪、野猪を別つはくだくだしいが、特に野猪と書いた場合はイノシシに限り、単に猪と書いたのは家猪野猪を並称し、もしくはいずれとも分らぬを原文のまま採ったのである。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
面白き盗賊をくだくだしい正直者に変ずるのは彼の目的ではなかった。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
簡潔であった其筆がひどくくだくだしいものとなり、謎の掛け方解き方も、平凡化されたものはどういうものであろう。
— 国枝史郎 『日本探偵小説界寸評』 青空文庫
同じ話をいちいち列挙するのもくだくだしいから、地名だけを註記のほうに記しておくことにいたします。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
だがこれらは一般に秘事念仏に関することが、くだくだしいから略す。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
ことに、事件の開始早々にもかかわらず、もう、愚にもつかない実際家出の探偵小説家を掴まえてきて、それにくだくだしい推理談的な感想を述べさせているところなどを見ると、降矢木一族の底知れない神秘と関聯させて、この事件をジャーナリスチックにも、煽り立てる心算のように思われた。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
――また、通俗小説などに於けるくだくだしい人物の描写より、例えば酒場の一夕に於けるこの眼の一瞥の方が、よりよく人間を生々と捉えるのは、何故であろうか。
— 豊島与志雄 『文学以前』 青空文庫
作例 · 標準
くだくだしい作業ばかりで、なかなか仕事が進まない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の説明はいつもくだくだしくて、要点が掴めない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あの会議は、毎回内容がくだくだしくて疲れる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash