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火蓋

ひぶた
名詞
1
標準
apron of a gun
文例 · 用例
とにかく幼少なる「加八」君はここでそのありたけの深謀をちゃんちゃんこの裏にめぐらして最後の狙いを定めて「ズドーン」と云って火蓋を切る真似をする。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
すぐ様、火蓋を切ったものか、又は、様子をうかがったものか、瞬間、迷った。
黒島傳治 前哨 青空文庫
」 今にも火蓋を切ろうとしていた、彼等の緊張はゆるんだ。
黒島傳治 前哨 青空文庫
これはモウすこし様子を見てシッカリしたところを押えてから火蓋を切った方が有効、かつ安全と思ったので、それから暫くのあいだ躊躇するともなく躊躇していた。
夢野久作 けむりを吐かぬ煙突 青空文庫
一度火蓋を切ったが最後、全戦線が「能的の気魄」をもって充たされていると言っていいであろう。
夢野久作 「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能 青空文庫
戦を持っているというのは、何時でも火蓋を切って遣りつけて呉れよう、というのである。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
しかもあまりに急いで、弾の届くところまで近寄らないうちに火蓋を切ったので、鳥はそのまま飛び去ってしまった。
岡本綺堂 青空文庫
」 物に慣れている弥太郎は、鳥の影がもう着弾距離に入ったと見ても、まだ容易に火蓋を切らなかった。
岡本綺堂 青空文庫
作例 · 標準
試合開始のホイッスルとともに、両チームによる激しい戦いの火蓋が切られた。
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時代劇の撮影で、鉄砲隊が火蓋を開けて一斉射撃を行うシーンを撮影した。
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緊迫した空気の中、ついに長年の確執に終止符を打つ対決の火蓋が落ちた。
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火蓋(ひぶた) — 幻辞.com