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空騒ぎ

からさわぎ
名詞
1
標準
Much Ado about Nothing (Shakespeare)
文例 · 用例
愚かなるわれら杞人の後裔から見れば、ひそかに垣根の外に忍び寄る虎や獅子の大群を忘れて油虫やねずみを追い駆け回し、はたきやすりこ木を振り回して空騒ぎをやっているような気がするかもしれない。
寺田寅彦 時事雑感 青空文庫
鴎座の時には、ただもうわくわくして、空騒ぎをしたものだが、こんどは、もう冗談ではない。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
ぼんやりとではあるが、〔十五字伏字〕投資している資本家どもの利益になるばかりだと分って、新聞の空騒ぎに対して一般的な反感があった。
宮本百合子 舗道 青空文庫
自分は堅実な英国人の間に起つた婦人運動が決して空騒ぎで終らない事を信じる。
與謝野寛、與謝野晶子 巴里より 青空文庫
『政治なんて空騒ぎして居る間に、肝腎の人が皆んな亡んぢまつた』と、翁が腕拱いたまゝ喪心者の如く独語されるのを、予は屡々聞いた。
木下尚江 大野人 青空文庫
この諺は前触れが大変で、実際は空騒ぎに詰らなく終つた物ごとに言ふのである。
福士幸次郎 津軽地方特有の俚諺 青空文庫
我輩なぞは天下国家をどうするとかこうするとか、無闇に粗大な迂闊な問題にばかり空騒ぎをして自分の腹の中を治める事が出来なかったのです。
秋の巻 食道楽 青空文庫
「ほんとうに変な具合で、なんだか皆んな莫迦々々しいやうだね……」 玄也夫妻の噂をはぢめると、総江はどうしても包みきれずに空騒ぎのやうなハシャギやうをして、大変坐りの不確かな落付かない風をし乍ら、喋つたり笑つたり又間の抜けた顔をしたり、といふ有様であつた。
坂口安吾 竹藪の家 青空文庫
作例 · 標準
シェイクスピアの『空騒ぎ』、登場人物たちの軽妙なやり取りが面白いんだよね。
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ベネディックとベアトリスがお互いをからかい合うシーンは、『空騒ぎ』のハイライトだと思う。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この物語、最初は誤解と騒動でいっぱいだけど、最後はハッピーエンド。まさに『空騒ぎ』のタイトル通りだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア

『空騒ぎ』 はウィリアム・シェイクスピアによる喜劇(悲劇ではない)。1598年から1599年頃に初めて上演されたと思われる。1600年に出版され、1623年のファースト・フォリオにも収録されている。『空騒ぎ』は名誉、恥、宮廷政治などに関する真剣な考察を含みつつも全体としては非常に陽気で楽しい作品であるため、一般的にシェイクスピアの喜劇の中でも最良の作品のひとつと考えられている。

出典: 空騒ぎ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0