打ち殺す
うちころす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to beat to death
文例 · 用例
ジミーは、自分の手で造られているものがドイツに於ける同志を打ち殺す砲弾であることに気づいて、重大な疑問にぶつかった。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
この問題は、アメリカの農夫が作る小麦までが、英国に買い上げられ、ドイツの同志を打ち殺すイギリス兵士の胃の中に這入っていることを知るまで、彼を悩ました。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
そして、これが直らなかつたら打ち殺すぞとか、おこられてもいいから北海道の兄を呼び寄せて強談するとか、頻りにいろいろな恨み言を云つてゐた。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
一九の『安本丹』てふ戯作に幽霊を打ち殺すと死ぬ事がならぬから打ち生かすかも知れぬとある。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
それから三河で伝うるは、蝮は魔虫で、柳かウツギの木で打ち殺すと立ちどころに何千匹となく現われ来ると(早川孝太郎氏説)。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
劉宋の朝の読曲歌にも〈打ち殺す長鳴き鶏、弾じ去る烏臼の鳥〉。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
その美容に見入りしならんとて打ち殺すべき談合しきりなる処に、一日かの妓用達しに之くと猫例のごとく入らんとす。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
『梅津長者物語』には鼠三郎、野らねの藤太等の賊が長者の宅を襲うと、大黒真先に打って出で打ち出の小槌で賊魁を打ち殺す事あり。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
例句