髪五
かみご
名詞
標準
文例 · 用例
五十川顱依様、而髪五分、以示勇猛状、時或酔後夜行、途次往々顛※人以為快」と云つてゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
芭蕉集中精細なるものを求むるに粽結片手にはさむ額髪五月雨や色紙へぎたる壁の跡のごとき比較的にしか思わるるあるのみ。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
芭蕉集中精細なる者を求むるに粽結片手にはさむ額髪五月雨や色紙へぎたる壁の跡の如き比較的に爾か思はるるあるのみ。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
病人に結うてやりけり菖蒲髪五月八日 七宝会。
— 高浜虚子 『六百句』 青空文庫
三十日午前五時谷中天王寺町四五淨光院殿内墓標裏に、年齡五十歳位頭髮五分刈の女の屍體發見さる檢視の結果自殺と判明す身元不詳。
— 若杉鳥子 『古鏡』 青空文庫
頭髮五分刈といふ活字が鋭く私の胸を刺した。
— 若杉鳥子 『古鏡』 青空文庫