御前試合
ごぜんじあい
名詞
標準
contest held in the presence of a daimyo, shogun or the Emperor
文例 · 用例
彼女は、また、アメリカといふ国で、生命を賭して闘ひ、一日本人としての名誉を樹てん――と手紙の度に知らせて来る長男弘雄の、その所以は知らなかつたが「御前試合」と同然であるといふ戦ひの、勝利のために神前に額づいた。
— 牧野信一 『サクラの花びら』 青空文庫
これが昔の御前試合の立合ででもあったら、横から出ていって立合を中止させたいところだ。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
二 城中の、広庭の隅に設けてある稽古揚へ行って、重役の人々に、一手二手の稽古をつけて、夜詰の衆の溜り前の廊下へかかってくると「荒木が、御前試合の中へ加わったというのは――そんなにいい腕かのう」 一人が、腕組したまま、柱に凭りかかって、大きい声で話していた。
— 直木三十五 『寛永武道鑑』 青空文庫
」「将軍家御前試合に、荒木又右衛門が加わったと申すが、何故、荒木の如き、田舎侍が、歴々の中へ加わったので御座ろうか?
— 直木三十五 『寛永武道鑑』 青空文庫
荒木と、わしと――だが、荒木は御前試合に出て、剣士一代の晴れの勝負をしたし、わしは、この田舎で、一生、田舎武士の師範で、朽ちるのだ) そう思うと、堪らなく、不快に――歩いている左右の家々も、樹々も、空気も――岐阜の一切が嫌になってきた。
— 直木三十五 『寛永武道鑑』 青空文庫
立派に勝負して、御前試合へ出た者のみが強いか、出ぬ者でも強いか――天下には、わし以外にも、こんな噂をされて、口惜しがっている師範役が、多いであろう。
— 直木三十五 『寛永武道鑑』 青空文庫
その荒木が、今度存じておろう、将軍家の御前試合に出た。
— 直木三十五 『寛永武道鑑』 青空文庫
然し、同じ二百石でも、御前試合へ出る二百石と、出ない二百石とは、格段の相違があろうと云われたのは心外だ。
— 直木三十五 『寛永武道鑑』 青空文庫
作例 · 標準
若き剣士たちは、殿の御前試合で腕を競い合いました。
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御前試合で優勝した者は、名誉と褒美が与えられました。
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その御前試合は、多くの観衆が見守る中で行われた。
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標準
match attended by the team's owner
作例 · 標準
今日は社長が来るので、まさに御前試合のような緊張感だ。
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大事な試合なので、監督は「御前試合だと思って臨め」と選手たちを鼓舞した。
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御前試合で良い成績を残せば、きっと評価されるだろう。
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ウィキペディア
御前試合(ごぜんしあい)とは、将軍や大名などの前(御前)で行われる試合である。天皇が観覧する場合は、天覧試合。皇族が観覧する場合は、台覧試合という。
出典: 御前試合 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0