悲喜劇
ひきげき
名詞
標準
tragicomedy
文例 · 用例
性格の悲喜劇といふものです。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
似非風流や半可通やスノビズムの滑稽、あまりに興多からんことを求めて却って興をさます悲喜劇、そういったような題材のものの多くでは、これをそのままに現代に移しても全くそのままに適合するような実例を発見するであろう。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
術策は、当然の結果としてノラはディー・ダブリュー・クロフォードと別れなくてはならなかったが、これは財界における一つの悲喜劇であった。
— 吉行エイスケ 『新種族ノラ』 青空文庫
しかもこの解りきった事を忘れていたために、多くの悲喜劇が屡々演ぜられた。
— 種田山頭火 『砕けた瓦』 青空文庫
人生は笑へない喜劇か、笑へる悲劇か、泣笑の悲喜劇であるやうだ。
— 大田 『行乞記』 青空文庫
淀君が東下の途中、足柄の関で抑留した為、関守はその領地を没収された様な悲喜劇もあった。
— 菊池寛 『小田原陣』 青空文庫
今度の病気で昔の中風老人たちを想い出して、この天下に普遍な家庭小悲喜劇の心理分析を試みる機会を得た。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
又はかれ自身が体感し経験したさまざまの悲喜劇から来たであらうか。
— 田山録弥 『西鶴小論』 青空文庫
作例 · 標準
その映画は、笑いと涙が交錯する悲喜劇だった。
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人生はまさに悲喜劇、何が起こるかわからない。
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シェイクスピアの作品には、多くの悲喜劇が含まれている。
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