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露草

つゆくさ異読 ツユクサ
名詞
1
標準
Asiatic dayflower (Commelina communis)
文例 · 用例
私はそれによく似た感情を、露草の青い花を眼にするとき経験することがある。
梶井基次郎 筧の話 青空文庫
私はそれを、露草の花が青空や海と共通の色を持っているところから起る一種の錯覚だと快く信じているのであるが、見えない水音の醸し出す魅惑はそれにどこか似通っていた。
梶井基次郎 筧の話 青空文庫
見透の裏は小庭もなく、すぐ隣屋の物置で、此処にも犇々と材木が建重ねてあるから、薄暗い中に、鮮麗なその浅黄の手絡と片頬の白いのとが、拭込んだ柱に映って、ト見ると露草が咲いたようで、果敢なくも綺麗である。
泉鏡花 三尺角 青空文庫
お聞き、」と涙声で、枕も上らぬ寝床の上の露草の、がッくりとして仰向けの淋い素顔に紅を含んだ、白い頬に、蒼みのさした、うつくしい、妹の、ばさばさした天神髷の崩れたのに、浅黄の手絡が解けかかって、透通るように真白で細い頸を、膝の上に抱いて、抱占めながら、頬摺していった。
泉鏡花 三尺角 青空文庫
東京に居て、京都の藝妓に、石山寺の螢を贈られて、其處等露草を探して歩行いて、朝晩井戸の水の霧を吹くと云ふ了簡だと違ふんです……矢張り故郷の事を忘れた所爲だ、なんぞと又厭味を言はれてははじまりません。
泉鏡太郎 月夜 青空文庫
其方の……貴女のお庭に、ちよろ/\流れます遣水のふちが、此の頃は大分茂りました、露草の青いんだの、蓼の花の眞赤なんだの、美しくよく咲きます……其の中で鳴いて居るらしいんですがね。
泉鏡太郎 淺茅生 青空文庫
……露草は今盛りです……桔梗も澤山に殖えました…… 月夜なんざ、露にも色が染るやうに綺麗です……お庇を被つて、いゝ保養をしますのは、手前ども。
泉鏡太郎 淺茅生 青空文庫
見透の裏は小庭もなく、すぐ隣屋の物置で、此處にも犇々と材木が建重ねてあるから、薄暗い中に、鮮麗な其淺黄の手絡と片頬の白いのとが、拭込むだ柱に映つて、ト見ると露草が咲いたやうで、果敢なくも綺麗である。
泉鏡花 三尺角 青空文庫
作例 · 標準
道端には、小さな露草が青い花を咲かせていた。
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露草は、夏の早朝に咲く可憐な花だ。
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子供の頃、露草の花で色水を作って遊んだ記憶がある。
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