宵惑い
よいまどい
名詞
標準
文例 · 用例
乳母のような役をする老女たちは部屋へはいって宵惑いの目を閉じているころである。
— 末摘花 『源氏物語』 青空文庫
宮もあくびをあそばして、「私は宵惑いなものですから、お話がもうできないのですよ」 とお言いになったかと思うと、鼾という源氏に馴染の少ない音が聞こえだしてきた。
— 朝顔 『源氏物語』 青空文庫
宵惑いの大尼君は大きい鼾の声をたてていたし、その前のほうにも後差しの形で二人の尼女房が寝ていて、それも主に劣るまいとするように鼾をかいていた。
— 手習 『源氏物語』 青空文庫