ごく僅か
ごくわずか
表現形容動詞
標準
derisory
文例 · 用例
それもごく僅かならばまだよいが、相当の数に上っているのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
※ ……ここでは、親愛なる友よ、ごく僅かなことしか私自身にも言へません。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『ドゥイノ悲歌』 青空文庫
ほんの短い間それもごく僅か殆どこつそりと行はれてゐたのです。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
豊な顎を内へ引いて髭はなく、鼻の根の両脇に瞳を正しく揃え、ごく僅か上眼使いに相手を正視するという態度でした。
— 岡本かの子 『扉の彼方へ』 青空文庫
しかしわしは体が弱いのと、口が下手なのとで、二、三年かかつて貯めたお銭も、ごく僅かなものでした。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
少し肥って、顔にごく僅か赭味がかって、立ち居振舞いに豊かな肉が胸や腹に漂うという中年近くの美人です。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
『時』とか、『経験』とか言ふものが、いくらかそれを変へたやうに表面には見えますけれど、それはごく僅かですな。
— 田山録弥 『新しい生』 青空文庫
他人から労働を強制され、自分の喜びもなにもなく、暮さなければならないという人々の大きな層があって、その上に、ごく僅かな人たちが働かないで、怠惰に安楽に暮していました。
— 宮本百合子 『幸福について』 青空文庫
作例 · 標準
このプロジェクトの成功は、ごく僅かな予算しか割り当てられなかったため、奇跡的だった。
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彼が受け取った報酬は、その労力に見合わず、ごく僅かだった。
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この地域では、ごく僅かの水しか残っておらず、深刻な水不足に陥っている。
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