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ぶゆ異読 ぶよ・ぶと・ブユ
名詞多音語
1
標準
black fly (any insect of family Simuliidae)
文例 · 用例
蝶ヶ岳から短沢へ下りて来た自分は、先ずこの清い流れに嗽ぎもし、頭も洗い、顔も拭いた、気が遠くなるような悪臭の蕕草を掻き分けたことや、自分の肩から上を気圏のように繞ぐっていたの幾十|陣団やに窒息するかと苦しんだことも、夢の谷へ下りては、夢のように消えて、水音は清々しい。
小島烏水 梓川の上流 青空文庫
次第に喬木の森林に入った、白く光る朽木は、悪草の臭いや、饐えたような地衣の匂いの中に立ち腐れになっている、うっかり手が触れると、海鼠の肌のような滑らかで、悚然とさせる、毒が、人々の肩から上を、空気のように離れずにめぐっている、誰も螫されない人はない、大樺池を直ぐ眼の下に見て、ひた下りに下る。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
蟻だの、だの、留まると遁がさない道具だわ。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
が螫す、が螫すわ。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
虻には困る、にも。
伊佐行乞 行乞記 青空文庫
蝉のうれしさ、のにくさ、ことに血に飢えた藪蚊は。
大田 行乞記 青空文庫
野菜畑手入、晴れるとさすがに暑い、蚊やがすぐ襲撃する。
山口 行乞記 青空文庫
コップの中にはに似た小さい虫が一匹浮いて、泡のうえでしきりにもがいていた。
太宰治 彼は昔の彼ならず 青空文庫
作例 · 標準
夏の川辺では、小さなが大量に発生し、悩まされる。
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虫除けスプレーをしないと、に刺されて痒い思いをすることになる。
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は、その小さな体からは想像もできないほど強い吸血力を持っている。
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